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  • 2016.05.06 Friday
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良い機会だし

下の記事でちょこっと書いた小説の構想(ってほど大したものでは無いが)をぶちまけておこうと思うです…。

イイタイコト:広義での世界がもし入れ子型なら、外側に出る努力だけでなく内側へ潜る努力があっても良い
物語の主軸:兄の精神・脳内世界の住人に身体的にも精神的にもなりたがる弟と、その兄(兄については後述)
内側の世界:「死後の世界(陲△寮ぁ法廚函岷扮鵑寮こΑ吻霙錣遼召狷眦世界)」
弟→兄:思慕かつ盲従かつ依存。但し「それこそ本来的に正しい」と思っている。疚しさは何も無い。それ以外も一切望まない。それだけで幸せ。望まないあらゆる物に興味を持たない。
兄→弟:可愛さと負い目と。『自分から離れれば弟は「それを今現在望んでいないにしろ」幸せになるのではないのか』という考えと、その『「現在の望み」を犠牲にしてまで弟を幸せに出来る筈があるのか』という考えに挟まれる。未来への投資と称して弟を裏切ってしまうんじゃないか、という様な。
内的世界への入り口:弟は当初は、自らの望む内的世界へ自由に行き来できた(そういう感覚があった)が、何らかの出来事(後述)でその扉が大破、ゆっくり時間を掛けて直した(立ち直り)ものの、「蝶番の向きを間違え」て(後述)、取っ手の無い扉故に開かなくなる。最後はノックして、内側の兄に開けてもらう。
兄と内的世界の弟の解釈:自分が行きたい内的世界は「兄の中に在る」という仮定。というのも、兄は弟からして「永遠の世界に(最初から)行ける人、其処で半分生きる人」。
何らかの出来事:今のところ、「兄が父親を殺すところを見てしまう」という感じ。
蝶番の向きを間違える:浮かれてた(何によってかは未定。兄が弟に手を出すっていうのも考えたけどえげつなすぎて却下)
兄の負い目:父親を(やむなく)殺した、っていうのを考えてる。そして弟に庇われて、「社会的には殺してない事になってる」。何かありがちで面白くない。目の前で父親が自殺すると兄とシンメトリーだけどなぁとは思う。
起承転結の「転」:兄が弟の未来へ投資しようとして(自分から弟を解放したい、みたいな)、死ぬ。弟としては兄が自分を裏切った様に思われて凄く怒る。が、その「怒り」こそ兄から離れた証拠なのかと思うと恐ろしくて後追い決意。これも面白くない。頑張って生きようとするものの…みたいなのが良いかなとも思う。
結:兄の、「畢竟自分は自分の為にしか弟を見ないし考えないのではないか」という思いがつらつら書かれてるのを弟がみつけて、結局死ぬ。
結論:死ぬけど、蝶番を間違えたせいで押しても開かないドアをノックして、内側の兄に開けてもらう。

…。ごめん。何か、面白くない…。

言葉を搾り出す作業は毎度毎度辛い。だがそこに到るまでの妄想は楽しすぎる

「お前が幾ら、こうして衣を汚し、山裾を駆け、天狗に勝ち、神を呼ばおうとも。――人である限りは、人に認められなくては意味が無いよ」
 白砂の上、身を翻すざ、という耳障りな鼓膜を引っかく音が聞こえた。右六は俯いたままで、父が遠くへ行くのを待った。自分の目の真下、二つの染みが涙の痕と思うと、全てが情けなかった。
 じゃあどうしてこんな風に生まれたの、天に問うても地に問うても、父に問うても答えは引き出せない。指貫を通して膝に食い込む砂利も気にせずに、只管に歯を食いしばって葛藤を耐えた。
 父だとか母だとか兄だとか、家だとかしきたりだとか、そういうものが分からなかった。それ相応に、と言われても、同じ人の子と遊ぶには右六が勝ちすぎていた。兄はそもそも競いたがらなかったし(それに競ったところで彼には誰も勝てないのだ)、従兄は争いが嫌いだった。競わずに遊ぶ、と思って実行したら酷く怒られたのを思い出す。自分の部屋に、小さく遠くへ続く扉をつけたのだった。それを使えばいつだって熊野へ行けたのに。熊野の霊山の中腹で見た紅葉は神々しかった。けれどそのせいで三日ほど蔵に閉じ込められたのを覚えている。父も兄も知らないだろうが、蔵には怖いものが沢山いるから、右六はそこが大嫌いだった。埃とはすなわち、保持の欲が過ぎる穢れなのではなかろうか。
「――六」
 兄の声が聞こえた。父とそっくりな挙措でこちらへ向かってくる。黒い袴に砂と同化するくらい真っ白な素足を見たら何故か酷く傷ついて、右六は弾ける様に先程くぐったばかりの小さな隠密門を出た。
 空は高い。穹は青く、霄は澄んでいた。都を闇雲に走って、奔って。汗が噴き出たけれど、涙が零れたけれど、転ぶまで、鼻緒が切れるまで何処かへ。知らないところへ。
「…水になりたい」
 変化し、戻り、遙かに流れ往く。集まり、散って、溶け、凝固する。結びては解け、解けては結ぶ。刹那に生きるとは、あれを言うのだろう…右六は自らの足が向く方向もわからずに、あの不思議な物体を思った。人から一番遠い、神から一番遠い、世界に一番近いもの。存在を支えるもの。変化を、持続を、生命を齎すもの。
「生まれ変わったら、水になりたい」
 自分の汗も涙も、もし自分が生まれ変わるものだったとしたら、何という奇跡だろう。先ほどまで遠く広く果てしなかった空が、狭く低く感じられるくらいだった。

約束をした

「約束したの」
 四年前の、目黒不動の泉のところで、指切りをしたあの日が目に浮かんだ。
「帰ってくるって、言ってた。知ってる…分かってる」
 もう、あの人は死んだのだろう。何処へ行ったのか、どうやって死んだのか、骨さえ行方が知れないけれど。
「約束したの。分かってる。死んだのね」
 涙が溢れた。あの、乞食ばかりの瀧泉寺を思い出す。目の前に蛇ばかり売っている得体の知れない店があって、母に蛇は指を差すなと言われた事を覚えている。境内の白砂が眩しかったのだった。
 大鳥神社の祭りの日や、角の鰻屋や、甘藷先生の墓や、何もかもが思い出された。
「私は死なれたのね」
 約束に、あの人に。
「でも、きっと帰ってくるわ」
 約束は、あの人は。
「だからここで待っている」
 朱色の欄干は、凭れることが出来ない程の温度だった。どうやら戦争は終わったらしい。今日はどうしようもなく暑かった。そうだ、氷屋に注文していたものがあったのだ。家路に就こうと思ったが、思い出したその場所を横切るのは辛かった。
「お不動様にお縋りする前に、私にはやることがあるわ」
 階段を駆け下りる。濃い緑が涼しい。右手の泉を意地で通り越して、仁王像まで来てからはた、と見上げてみた。
「…さよなら」
 私は二度と此処に来ないだろう、そう思ってこの伽藍を後にする。氷が自分を、現実が自分を待っているのだった。

***
何をしたいんだ私
単に今日目黒不動に行ったから衝動的に。
蛇屋があったのとか、乞食だらけだったのとかは本当です(祖母に確認済み)
武蔵小山→林試の森→お不動様→目黒駅のコースは雅叙園の坂を除けば最高のお散歩コース。
目黒区は本当にいいところだと再発見。
チャリで行きたい所だ。武蔵小山のカレー屋さんも美味しかった!

ふへ…

何か最近思うんですけど、オリキャラ紹介欄に「朱入道」とか「叉天一」とか「我孫子」とか「鳶梅」とか省いてますよね〜?それって後々酷いツケがまわってきそうで怖いんですがどうしましょうか(おい

余談の余談もいいところですが、右六の友達(神様)の名前と汀の式神の名前、束星の異能の名前と何処の異能…というか能力の名前等、秋津と神様論。をダブらせて遊んでます。どうでもいいことだが。
深い意味はないです。リサイクルとも言う。
とりあえずストックされてる名前は「狭霧」「満賭(みつかけ)」「あを丹」「晶(みつひ)」など。

ある日の何とは無しの

「俺、免停になっちまったしさぁ」

うだるような暑さ、という文章の、「うだる」は、この部屋の全てを表現していた。
狭い六畳一間の下宿に、これでもか、と家具の隙間を縫って、存在するのは本、本、本。
隙間を縫われている家具も、そう多くは無い。小ぶりな机と椅子、座布団、申し訳ばかりのラック、CDプレイヤー。
そして網戸が数箇所破れた、立て付けの悪い窓。

そんな窮屈な空間に、二人の人間が居た。

「免停?お前何したんだよ」
「決まってんだろ、事故だよ事故。俺、やっぱ車ダメだわ」

一人は客人。几帳面そうな相貌で、夏らしい水色のポロシャツを纏い、麻のハンカチで額を拭っている。座布団に座り、申し訳ばかりのぬるい麦茶を目の前に置いているのが見て取れる。

「何の事故だよ」
「…カーチェィス?」
「アホか」

*******
やっぱりかけない。

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