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  • 2016.05.06 Friday
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横溝正史読んでます

 CLAMPの大川さんが横溝正史の大ファンという事なのですが、その横溝作品を今更になって読んでおります。浅学申し訳ないって感じですが。グロすら美しい感じはやっぱり大川さんに通じるものを感じます。って平凡な感想だなぁ我ながら。
 
 ところで金田一耕助っていう探偵は、本当に何というか、私の探偵というものに対する固定観念を突き崩し……って程でもないんですが、兎に角探偵のイメージがちょっと変わりました。
 これでも一応ミステリーの古典とかって言われるものはそこそこ読んで居るのですが、探偵のキャラクターって、結構突飛な感じが多いと思います。代表はホームズですけど、要するに何を言いたいかと言えば、頭の切れる感じを出そうとすると、勢い性格が尖る、若しくは尖らせない様に工夫した結果、何だか「居そうにない」キャラになる。或いはキャラが薄くなる。ポワロとかキャラ薄い探偵の代表の様な気もします(ポワロファンに刺されそうな発言で済みません。赦して)
 なんだけど、金田一さんって凄い人格円満(ってTwitterでは言いましたけど)というか、兎に角、何かどっかに居そうな雰囲気尚且つ人間としてバランス良いというのか、内面が安定して居るんですよね。
 それに加えて、事件の関係者……つまり被害者とか加害者とか、その家族とか……に彼は凄い気持ちを傾ける処がありますよね。客観性とか全然なくて、寧ろ自分から渦中へと入っていく。とてもウェットな探偵なんですよ。ていうかウェットな探偵って聞くだけで妙な感じ。
 「黒猫亭事件」なんかでは命に関わるピンチが彼を襲う訳ですけど、その時の金田一さんなんてもう、何というか……個人的に大層衝撃的なシーンだったんです。よわよわだな!っていう。でも彼にとってショックなのは、殺されそうになったという事よりも、その人が彼を殺さざるを得ない状況に自分が追い込んだっていうか、つまりまた殺させようとした自分、みたいなのがショックなのかな、とかまぁ邪推すれば色々出て来るのですが、兎に角優しくてウェットなんですよね、人としてね。其処が凄い良いなぁと。
 多分これの一つ前に触れた探偵ものが「SHERLOCK」だったせいで、奇人変人社会のゴミな探偵に食傷気味だったので、凄い癒されたんだと思いますが。
 
 
 はあぁ。しかし金田一さん良いですね。BJ先生好きな感じのノリで好きです。

コミティアお疲れ様でした+α

 ちょびちょびお久しぶりです。遅ればせながら、コミティアに行って参りました。行けないと思ってたので寝耳に水ティアでしたが、楽しかったです。
 で、史文庫の唐橋さんの大阪文フリでの新刊「出雲残照」を、お言葉に甘えてティアで入手致しました……!やっふーい!
 新幹線の中で読んでたんですが、隣の人にドン引きされる程度にはにやにやさせて頂きました……

 という訳で、「出雲残照」の感想を、書こうと思ってたんですが、作者の唐橋さんから二次創作GOサインを出して頂いたので書いちゃっ……!
 しかもあの感動のラストをそのままにして置けない要らん心が働く残念な出来に……もっと他に書く事があったんでは……?とか思いますが。ひぃ。
 あ、何度でも声を大にして言いますが、今回はイズモタケル陛下にずきゅーんでした。ずきゅーんでした(二度言う)。お蔭で以下の駄文も、陛下救済用みたいなものです。

 という訳で、たぶん私だけが満足な二次創作です。マジすみません。唐橋さん、こんなんで良ければどうぞ……
 あ、ラストの続きみたいな感じなんで、ネタバレ以外の何物でもないです。ご注意。
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考えて言葉にする癖をつけようと。

つまりシルマリルの感想とかそういうの書くだけです。偉そうなこと言った。おい。

一にも二にもマグロオルという人物が余りに自分の中で「そりゃねーよ」すぎて正直かなり…。赦されてるんだという確証は勿論無いけれど、彼を赦したいと思えて仕方が無い。
つまり彼の何が良くなかったのかといえば、誓いをしたという事だけに集約されるんじゃないのかなあと。勿論それはマエズロスや他の兄弟に関してもそうだけれど、そんな誓いに縛られてる中で、彼はその誓いを反故にまでしようとして、それでも兄を裏切れずにあんな風になると思うと…。彼は結局のところ全部(ヴァラアルや父や兄弟や自分の養い子や…)を順繰りに裏切らなくてはならない運命にあったとしか思えない…。
しかも彼がそうやって間違いを犯したからこそ(同族を殺したからこそ)エルロンドとエルロスに出会えて、それが繋がってノルドールの伝承が受け継がれていったのかと思うと、彼の間違いというのは結局何だったのかと…。彼は父に従って自由と復讐を望んだけれど、彼の欲しかった物は本当にその二つだったのか、いや寧ろ明星たるシルマリルを見た時の彼の喜びから察するに、純粋に義憤と美への憧憬だったんじゃなかろうかと思うと…。居た堪れない…。
ほしなみはどんだけ次男好きなんですか

フェアノールという人物もそりゃあ凄いんですが、そして彼の長子たるマエズロスもそりゃあ凄いんですが、結局その二人の求めたものは、シルマリルの所有権でしかなくて、だからこそのマエズロスの死に様だと思うのですが、マグロオルはシルマリル海に沈めてしまい、しかもその後彼の行方が分からないというところからして、彼の望みはそういうものじゃなかった、所有権じゃなくてその「美しさ」への敬意、悪から美を取り上げたいという義憤からの宣誓ではなかったのだろうか という…。

エルロンドしか彼を赦せる人物は居ないんじゃないのかなぁ…。というのは、エルロンドこそが彼の善意の証明であり、誓いが最早彼ら兄弟の手には無いものであるという事の証左でもあるんじゃないのかなと。
マグロオルはシルマリルを失ってから後、赦されない或いは赦されたくないみたいに思ったのだとしたら(妄想入ります)、この上なく人間に焦がれただろうなあ。そういう意味で、エルロンドとエルロスは彼の中で凄く特別な位置を占めてたんじゃ…みたいな。

結局だらだら書いたけど、小説一本書いたのと内容変わらないなぁ。

萩原朔太郎の詩集を読みました

こんなに寂しくて痛々しくて、尖がった、神経に訴える詩は初めてでした。
泣きそうになりました。鼻の奥がつぅんとしました。
硝子細工の様なうつくしさなのだけれど、それは壊れ物、壊れる前のうつくしさではなくて、むしろ壊してしまった後に欠片を拾おうとして切り傷だらけになってしまった掌と、血のついた硝子の破片と、そんなうつくしさでした。
朝が夜の延長なのだと思いました。

そんな事もう書かなくて良いのに、と思うくらいの事を、萩原は書いていて、胸が潰れそうになりました。痛くて痛くて辛かった。
雲雀の卵を破ってしまう情景が痛々しくて、私も痛かったけれど、当時書いていた本人はどれ程痛かっただろう



もう少し考えてみたけど

蓑浦は諸戸のこと好きな自分が嫌いなんじゃなくて、自分を好きな(というかそれを出す)諸戸が嫌いなのかも。同じことかもしれないけど。
諸戸の事を「美しい人」で「頼りになる人」みたいな目で蓑浦は見てるみたいだし、何かこう、尊敬対象が崩れる瞬間を異常に醜く感じるのかなーと思って。
でも尊敬対象の諸戸に甘やかされるのは好き、みたいな。そっちの方が筋が通るかなって。

諸戸は「蓑浦の不幸」を背負ったキャラだったのかな、とも思えるけども
蓑浦が幸せである間は彼って蓑浦から遠ざかったりしてて。
逆に言うと緑(秀)が死んだら実は生きてました的なオチもあるかなみたいな。
夢見てすみません

何にせよ蓑浦が諸戸を殺したなっていうか、諸戸も多分そういう演じ方で死にたかったのかなっていう。諸戸は自分を自分で演じてるところがあるなーみたいな。
彼にとって全部が演技だったとすると、蓑浦を好きな諸戸である部分だけが真実なのかなと思えるというか。
つまり蓑浦の誠意ある対応を求む状態で読者が苦しいです。ううう

乱歩作品を久しぶりに読みました

まず乱歩作品ではなく私が久しぶりです。お久しぶりです。
京都とか実は行って来たりしてました。凄い楽しかったです。
でもこの記事は残念ながら(?)そういう話ではないです。
乱歩作品を久しぶりに読んで、やっぱり凄いなぁという大変一般的な話をします。嘘です。楽しい。本当です。感想です。
文章おかしい。
まず、当たり前ですが推理小説の感想なので悲しいかな、むべなるかな、ネタバレを含みます。ご注意。

勿論色々こう、その、作品全体の、人間が根源的に抱くであろう不気味なものへの恐怖みたいなのを探り当てる上手さとか、そういうのには勿論敬服して已まないのですが。
でも何よりまず私がこの小説を読んで怖かったのはチョコレートでした。チョコレートが大好きな子供が怖かったです。というかチョコレートが子供にとってどれだけのものであるかという事を訥々と表現する、その文章が恐ろしかった。
というかちょくちょくこの小説(というか乱歩の小説が、というべきなのだと思いますが)、本筋と関係ないところの怖さが最高級でもう無理。私だけかそれとも万人にとってそうなのかは何とも分かりませんが。
その事を含め、乱歩作品は私にとって没我体験の強い作品・文体だなーと思うので、それ自体が既にちょっと怖いです。自分が本を開いて、活字を追っているということを忘れてしまう。
中盤が怖い。怖いっていうか不可解故の恐怖みたいなのがくる。こええ。

結末に関して、語り手の蓑浦は散々「恐ろしい」出来事を強調しますが、どうもあれっていつも通りの乱歩節ですよねーっていう感じ。しかし乱歩は一体和歌山県を何だと思っているのか。どんだけ和歌山に迷路みたいな洞窟こさえるつもりなんだ

あとまあ詰まり蓑浦と諸戸のことですよね。そうなりますよね。邪道かと思いつつも、購入目的って部分もあったし。
これは学校の課題で感想文を最近書きまくった事による産物なのかもしれませんが、蓑浦は別に諸戸が嫌いなんじゃなくて、ていうかむしろ多分好きで、ただ諸戸の事が好きな自分が嫌いなんだろうなって思いました。
諸戸が自身の醜さを恥じて、蓑浦に謝ったり誤魔化そうとしたり何やかんや色々する部分がありますけど、蓑浦きたねぇな、と思わざるをえない…。いや、蓑浦が嫌いとかそういうのじゃなくて、そういう態度をどうして取り続けるかな君は、っていう。諸戸の愛だの恋だのは全部真実で、彼は本当に何ていうか、真人間すぎて寧ろ苦しくなります。
ああもう言っててもやもやしてきた。そういう事が言いたいんじゃないんですけども。
だからつまり蓑浦は、自分しか諸戸を救ってやれないっていう自覚が無さ過ぎて、或いは自覚してる癖に諸戸を弄んでて、ちょっと流石に残酷なんじゃないの、と思うのですよ。いやだからってこれでくっついたらうまみも悲しみも無い、単なるBL小説に堕す訳ですけど。
蓑浦の故意の「それらしい」演技めいたものと、実は最奥にある完全なまでの諸戸への無関心が相当ぐさっとくる。愛情への完全なる無関心が。拒絶ではなく無関心が。
蓑浦は諸戸の事好いてたんじゃないかな、位の夢は見たいです。そういう余韻だったんだと思いたいです。じゃないと辛い。諸戸は何一つ手に入れずに終わったんだなぁと思うと、彼は一体何の因果で生まれて死んだんだろうと思うと。
そんなにも好きであり「続ける」という状態を、蓑浦が経験してないという状態で奇しくも物語りは始まり、終わる訳なのだから、そういう時間を超えた愛みたいなものを捧げて死んでいった諸戸に、何か残念以上のものを思ってて欲しいというのが私の勝手な希望なのでした。

とりあえず凄まじくこう、何処が魅力かよく分からないくらいぎっしりな作品でした。

おひさしぶりです

デフォルトがお久しぶりですの挨拶であるという事が既にデフォルト。

「時平の桜、菅公の梅」読了しました。
これしょーもない意見ですけど、MBTIで主人公二人を考えるとすげー面白い(笑)マジョリティがマイノリティを排除するの図。
文体が非常に繊細で雅やかで、実に平安時代に合ってるなぁ〜と思いました。素敵。
政治の事を交えつつも固くなりすぎないあたりが、時平を主人公に立てた所以なのかしらとも思いつつ。
いや凄い素敵でした。かなりこれは自分内評価高い。良い。
出てくる女の人がみんな力強くて憧れてしまいます。
あ、仲平が好きなんだな。はは。
歌舞伎?義太夫狂言?の話とかが良い感じで入ってて。
でもラストのあれは何が元ネタなのやら…お能かしら???

紀長谷雄が出てくるかと思ったら出てこなかったね。というか道真側の人が余りにも出てこなかった…ちょっとがっかり。

結局のところ宇多天皇もどんな人か分からないまま端役扱いだったので、両陣営の描きバランスが余りにも違うのがこう、むずむずする(笑)話の筋から言えば妥当なんだけれども。時平がそんなことにかかずらってたとは思えんから…

という訳で明日キャッツ観てきます

とりあえず読了。

安徳天皇漂海記、読みました〜
第一部が源実朝の半生、第二部がマルコポーロが見た南宋滅亡(とそれにまつわるエトセトラ)みたいな感じで、どちらも安徳天皇が絡んできます。凄い大雑把に言えば。
歴史伝奇なので余り深いところに突っ込まずにするりと読む気でいたのです、が…

他の作品や経歴から鑑みて、恐らく日本史が作者の土俵なのだろうなぁと。
第一部が圧倒的な美しさと完璧さを誇っている故に、第二部が杜撰に見えるという。でも第二部も全然、何か作品として問題がある感じでは無いです。
和歌の代わりに李賀を入れたり、西洋と中華のコントラストを描いてみたりと、第二部だけ抜き出して見るなら全く見劣りのしない文章なのですが、矢張り作者の本領が遺憾なく発揮されているのは第一部で、第二部が壮絶(すぎ笑)なラストを抱える後半部分であるだけに、竜頭蛇尾な印象…
衛王と安徳天皇のシンメトリカルなエピソードに着目したのは良いものの、後半のスケールの尺を明らかに間違えてる感じ…。というよりも、結局この話は(矢張りといえばそれまでだが)安徳天皇の話であり平家物語の落とし前をつける話であって、南宋滅亡が何だか引き合いに出されただけの様に思えて、もやもやします。本朝に何でもかんでも引き寄せ過ぎてるかな、と。

あとはラストが不満…なんと言うか、最後普通すぎじゃね。あれでマルコが引きずりこまれてしまうというか、あちら側に行ってしまうというか、そういうラストなら救いが無くて良かったと思うのだけど…予定調和感が否めない。あと、古事記を引いて来る説得力が皆無なんですけど…(笑)
私はてっきり蛭子=大蛇だと思っていて。全部環の中に閉じてるぜ!何と言う業!みたいな話だと思ってたんですけど…違ったね…もっと何かあれよあれよと物凄い壮大(すぎ)な話になってたね…(笑)

うん。最初と最後だけとてつもなく壮大でちょっと戸惑う話でした。
でも文章は凄い綺麗だし、うっとりします。第一部の実朝の人物造形も、クリティカルヒットでした。というか第一部は凄い好み。第一部は…(笑)

これは…

原典資料豊富な図書館はいずこに。
そーゆー図書館って、例えば何処なのか…近場で…
それとも探し方が悪いのかしら?
あと自分が原典苦手ひゃっふいなので(おいおいおい)何から手を付ければ良いやら…日本書紀ですかね?やっぱり…
あと宋書と十八史略完全版読みたいんですけど、とりあえず後者は物凄い高いですよね知ってる。

日本書紀と続日本紀と日本後紀(記だっけ…?)は読みたい。
日本史資料は当たり前ですが基本的に手に入るので。そして図書館にも大体あるので。
問題はそう、中国の原典史料…のノーカット邦訳…
十八史略のノーカット邦訳(?)はそれこそ物凄いお高いのしか無い…古本屋かなこれは…
とりあえずしっかり出典先を明記できる様な本を読んでいきたいのですが、歴史系に関しては良し悪しを出版社でしか判断できてない…という…
つまりは原典を読んでから注釈書なり研究書なりを読み、その後また原典を読む、みたいなのが良いと思うのですが…ががが

大体歴史小説の作家さんの文献録を参考にして選んでますがそこらへんどうなの…皆さんどうやって本をチョイスしてらっしゃるの…

所謂その、注釈書とか研究書 の良し悪しが分からん。誰か教えて…っ
出版社しか無いのだろうか…でも違うだろうと思うし…うーんうーん…
図書館で本を選んでると凄いそこらへん分からなくなってしまう。

日本史はまだ、第一人者が居るし有名だからその人の著作を…という感じになるのですが…中国史…うっ…
どれを読めばよいのー>< 今まで選書とか学術文庫とか新書を読んでこなかったツケがこれですかもしかして…

あとまずそういうのが沢山入れてある図書館なり本屋なりを探さねば。古本屋でも良い。まず分母が少なすぎる。アマゾンでは中身見れないから限界がある…
神保町あたりかなぁ、そういう古本屋さんって…ぬおおおお><

読みました……

小川洋子さんの小説感想。凄い何か疲れて憑かれた文章、しかも長いのでたたむ
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