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  • 2016.05.06 Friday
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CLAMP作品世界の魔力について大雑把に。

考察対象はカードキャプターさくら、ツバサ、xxxHolicです(ツバサだけタイトル省略はご容赦下さい)。
短いのの詰め合わせです。
<クロウ・リードの魔術>
 クロウ、或いはエリオルの封印解除の詠唱は、「闇の力を秘めし鍵よ」で始まります。勿論桜がクロウカードを使って居た時も、カードに内蔵されていたクロウの魔力を、桜の魔力で動かすという形を取って居たのでしょうから、「闇の力」でした。でも良く良く考えると、闇の力というのは何なのか。「カードキャプターさくら」には他にも「月の力」「太陽の力」「星の力」が出てきますが、これらは全てカードの特性とは独立した力です。けれど「闇の力」はそのまま、「闇」のカードと重複してしまいます。さて、これをどう説明したら良いのでしょう。
 大まかに二つの可能性が考えられます。一つはまさしく、「闇の力」の「闇」と、「闇」のカードの特性としての「闇」は同じ物である、という考え方。もう一つは、クロウの魔術の原動力としての「闇」は、カードのそれとは、名前こそ同じであれ、別物だと言う考え方。今回私は後者で考えて行きたいと思います。
 クロウの魔術は、少なくとも「カードキャプターさくら」に於ける世界では、太陽の力、月の力、或いは進化系としての星の力、それを使う際のベースとなる魔術だ、という事が出来ると思います。
 太陽、月、星のベースである闇とは何なのか。非常に短絡的な発想ですが、輝くものの浮かぶ空、原初の、何もない真っ暗闇の空なのではないかと、私は考えます。思い出されるのは旧約聖書の冒頭部分でしょうか。神が「光あれ」と言う前、世界は何もなかった。逆に言えば「闇」でした。その「闇」を、クロウの魔術は象徴しているのかもしれません。

<藤隆とエリオルの事>
 魔力を二つに分ける事は、クロウ一人には不可能であった。そして桜の力を借りて初めて、それが可能になった。漫画12巻で、エリオルはそう言っています。ですがそれはどうしてなのか。「ツバサ」を読んで、気づいた事があったので書き留めておきたいと思います。
 「ツバサ」に於ける記憶の羽根と、サクラの心はどういう関係かと考えると、記憶の羽が集まって心が出来ている、つまり記憶(思い出)は心のパーツであると言えそうです。そしてまた、彼女が記憶を取り戻す過程で夢見の力を取り戻した様に、記憶と魔力は不可分の関係でもあります。とするならば、クロウがエリオルに記憶と魔力、どちらも継がせざるを得なかった理由が分かります。記憶から魔力、或いは魔力から記憶は取り出せない。特に自分自身の魔力であり、自分自身の記憶ならば尚更でしょう。これには全くの他人(というとやや語弊がありますが)である桜の、それも大きな魔力を借りて初めて可能な事、「ツバサ」風に言うなら、それだけ対価が高くつく行いだったのだ、という事が出来そうです。
 ところで「ツバサ」のクロウと、「カードキャプターさくら」のクロウは同一人物か?という疑問は、両作を読んだ誰しもが抱くものではないでしょうか。私は今の処、同一人物として考えて居ます。一応薄弱ながら根拠はありまして、要するにツバサの様々な世界で、侑子の思い出と玖楼国を除き一度も登場して居ないんですね。とするならば、CLAMP作品の多重世界の中で唯一の存在である可能性が(魔法騎士レイアースに登場する本当のモコナ同様に)高いのではないかなと思います。ではクロウは、自身を二つに分けたという記述があるのに、どうやって玖楼国へと行ったのか。これに関しては割ときっちり説明がつくので、書いておこうと思います。図にした方が分かり易いかと思いましたので、暫定的に図式で。


(玖楼国へ)← 元のクロウ →、写身のクロウ→(魔力、記憶を継がせる)→エリオル
                          □
                          藤隆

 説明の長いところは番号を振って居ます。
“王が小狼を写した様に、自分を写して分身を作った
一番最初に飛王が小狼の願いに応えて時間を巻き戻した様に、世界全体の時間を巻き戻す事で時空を歪め、一つだったものを二つにする。これによって一人だったクロウ(の分身)は、エリオルと藤隆に分かれた

 全体の順番としては
1.本来のクロウが自分自身を写す(分身を作る)。これが小狼の写身(うつしみ)を飛王が作った手口です。心と躯の両方を写すのは、小狼がクロウの血を引く者だからこそ出来た事、と飛王が言っていますので、クロウならば間違いなく出来るでしょう。
2.次に写身のクロウは、時を戻して一つだったものを二つにします。これが、エリオルが桜と同年代として現れた理由の一つです(作中、彼自身はその姿のままで居るのは理由があってやって居る事で、その気になれば大人の姿になれるのだ、とほのめかして居ますが。恐らく桜を見届けたくて子供の姿の儘で居たのでしょう)。
*時系列的にいつ、とハッキリ言えませんが(というか時空が歪んでいるので時系列も何もあったもんじゃありませんが)、その後本来のクロウこそが玖楼国に行ったのだろうと思われます。

 こう考えると「ツバサ」の二人の小狼と、藤隆・エリオルの関係は何処となく似て居ます。魔力の有無や記憶の有無等。そしてまた、飛王が結局クロウの魔術を超えた事が出来なかったのだという事も分かるのではないかと思います。

<月の力を始めとする魔力のカテゴライズについて>(まだまとまっていないので、疑問点を洗い出す程度のものです)
「カードキャプターさくら」から事実確認
・小狼の魔術(魔力)は月の力をより多く含んでいる
・観月先生は月の力の保有者だが、他の力も持って居る
・桜は太陽、月のどちらの力もバランスよく保有して居り、また星の力を創るに当たり、観月先生の持つ「他の力」なるものも得る事になった
・桃矢の力も、クロウの力と波動は近いものの、「月」「太陽」等とはまた別の力

「カードキャプターさくら」から予想・推測
・恐らく観月先生の他の力(月の力以外の力)とは予見(さきみ)、或いは夢見の力を含んでいるものと思われる。というのも、桜が予知夢を見るのはさくらカード編になってから、つまり観月先生の力を借りて、星の力を創って以降だから。但し桜は「翔」のカード封印の際に夢でカードの状況を知ったところからして、元から夢見の力だけは持って居たとも思われる(夢見≠予見なのか、夢見≒予見なのか、夢見=予見なのか、かなり曖昧。通常CLAMP作品ではセットで扱われる事が多い)
・桃矢の力は、恐らく霊を見る力
・月の鈴は、観月先生の予見を含む「月の力」とは別の魔力を増幅させる、アンプリファイア的な働きをする道具だったのではないかと推察
・クロウは上記全ての力を持って居たのだと思われる(但し夢見についてはやや疑問が残る。アニメで「夢」のカードを作っている辺り、恐らく夢見でもあったのだろうと思われるが)

「ツバサ」「xxxHolic」から事実確認
・月の力の明確な保有者は、玖楼国の雪兎、侑子、知世姫、黒鋼母(後者二人は言葉では表されて居ませんが、衣装のデザインや冠名等から、まず間違いないかと)
・月の杖を持って居るのはファイ、撫子、雪兎(撫子と雪兎は時空のゆがみで置換されてしまった存在。持って居る杖のデザインは共通)。また扉絵でアシュラ王がファイの杖を持って居たかと思う。但しファイの杖の月は、単なるデザインである可能性も否めない
・夢見の能力の明確な保持者は、飛王、知世姫、アシュラ王、サクラ(本当のサクラも、写身のサクラも)
・夢見を疑える者として、侑子、四月一日。また百目鬼遥は死人にも関わらず、どうして夢で出会えるのかは全く不明
・モコナ=モドキの二匹や、知世姫とピッフル国の知世など、「同じ魂を持つ存在」同士は夢で通じ合う事が出来るらしい(Xの丁と庚の関係もこれに近いかと)
・また、所謂魔力を持たない者も、死ぬ前には夢を見るし、魔力を持つ者はそうした夢を渡って言葉を伝える事が出来る(これはXでも言われている事です)
・予見の力の明確な保持者は、雪兎、クロウ、サクラ、知世姫、アシュラ王
(クロウが夢見であるという記載が若しかしたらあるのかもですが、其処まで調べきれて居ません…あしからず)

 これらから、月の力と予見、夢見の力は非常に近しいものである事が分かります。けれどそれらが完全に同じものなのか、少しずつずれる、違う性質の力なのかは判然としません。そしてまた、「カードキャプターさくら」の六巻ラストの会話から分かる事をそのまま「ツバサ」や「xxxHolic」に代入する事が可能ならば、「月の力のみを持つ者」、「月の力と他の力を一種類乃至数種類併せ持つ者」、「月の力を持たないが、他の力を持つ者」、「何の力も持たない者」が居るという事になります。
 ここから導かれる問いは、
*夢見、予見、月の力の等号・包含関係
*そもそもどうして月の力と夢見、予見の力が近しいのか、またどうして夢見・予見がセットで出てくるのか
*どうして月の力がクローズアップされるのか
 といった感じでしょうか。「xxxHolic」の連載が再開しましたから、これから分かる事も多いでしょう。という訳で自分への宿題です。

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  • 2016.05.06 Friday
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  • 01:48
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コメント
 コメント失礼します。
 CCさくらが連載開始から20周年になることを記念してなのか、「なかよし」で新シリーズ(?)開始されることが発表されました。
 ツバサやホリックの話があり、謎が深まってきましたので、新シリーズではその点を中心にやってもらいたいです。
 そもそも、何故、侑子は死んだのか。病死なのか、事故なのか、殺人なのかも明らかにされていない。
 二人と関係がありそうな、ホリック等に登場した占い師の老婆は何者なのか。
 絵本の話限定では話だけですが、道具屋なる人物もいるらしい。
 新シリーズで真相が明かされることを期待します。(新たな敵が現れなければいいけど)
  • 2016/04/28 9:59 AM
N様
コメントありがとうございます。承認&返信が遅くなってしまい申し訳ありません。
そうですよね、新「連載」ですもんね。ファンサービスというだけでなく、CLAMPワールドの謎につっこんで欲しいと私も思います。桜ちゃんだったらそこらへんを良い感じに汲み取って繋げてくれそう、と思います……!
  • ほしなみ
  • 2016/05/06 2:06 AM
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